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 2010 JR北関東一周の日帰り旅


8月30日(月) 上野→(常磐線)→友部→(水戸線)→小山→(両毛線)→高崎→(八高線)→拝島
Nikon D60 + Nikkor AF-S DX 18-55 F3.5-5.6G VR
上野に予定よりも早く着いて
8時35分発土浦行に乗った。
市街地を通り過ぎてようやく建物がまばらになった風景を眺めて到着した駅、
佐貫
9時22分佐貫で1分の停車時間
先頭から2両目に乗車
9時41分土浦に到着、乗車列車の終点である。
列車は上野行用の上りホームに停車したので、友部に向かうには下り用のホームに行かねばならない。
下りホームに着くと暫くして特急ひたちが上野に向かった。
9時50分、目的の列車が土浦に到着
これで友部に向かう。
今度は先頭車両に乗り込んだ。
勝田まで2時間余りが必要なので、トイレが常備してある。
新しい車両なのか、車椅子の人にも用が足せる立派なトイレになっている。
10時11分高浜に到着。
ホームの向こうには田園が眺められる
10時23分羽鳥に到着。
ここで特急列車の追越を待つ為に9分間の停車。
その間に上り列車が到着。
羽鳥駅を通り過ぎた特急の後姿。
この後10時32分に発車する。
座席を離れて運転手室後ろで立って列車の進行を眺めていると、2駅目で程なく10時43分友部に到着した。
同じホームの進行方向逆に水戸線の上り10時49分発小山行が待っていた。ここに来ても立派な車両で、窓が開かない。もう窓の開く車両は余程の田舎に行かねば駄目かも知れない。車窓からの写真は期待出来ないとわかった。
友部を出て2駅で笠間に近づいた。
車窓から写すと窓の写り込みが判る。
11時30分下館到着
下妻、水街道を経て取手までほぼ真っ直ぐ南下する関東常総線の電車が見える。
11時38分川島に到着。
もう小山は近い。
11時54分小山に到着した。
16番線に乗って来た列車がある。
2階の渡り廊下から見た小山駅。
左に新幹線のホームが見える。
駅の東側にはすぐ前に白鴎大学の立派な建物があり、東北新幹線、東北本線、水戸線、両毛線が集結する栃木県の主要都市という感じがする。
渡り廊下を進んで広場に出ると右側に新幹線改札口が見えた。
両毛線はその手前の左側にある階段を下りる。
発車時刻12時26分にはまだ間があるので、この右側にあった列車のビュッフェスタイルの店でバーガーとコーヒーの昼食とした。やがて新幹線客が降りて来て満席となった。
昼食を済ませて両毛線ホームに向かった。新幹線下の暗い通路の先にホームがある。路線の向きとしてここが最適であることは確かであるが、何かしら隅に追いやられた気がしないでもない。
既にホームには高崎行きの両毛線列車が待っていた。昔の東海道線を走った湘南電車など、よく見かけた古い中距離列車である。でも中身は衣替えをしたように綺麗であった。
列車は定刻に発車してすぐに思川を渡り次の思川駅では傍が田畑の広がる様相に変わった。
次は栃木駅。
東武日光線と交差するこの駅も栃木県では重要な駅だろう。
東武日光線の浅草方面の高架と別れる。
岩船駅
駅のすぐ傍に民家が迫っており、そんなところに住めば便利なこと、と思いつつ撮っておいた。
ガラス窓の写りこみが酷い。
12時57分佐野に到着。ここで2分間の停車。
ここでも東武佐野線が交差する。この駅か東武佐野市駅か、年始の初詣には佐野厄除大師を詣でする人で大層な混雑をするだろうと想像した。
富田駅のすぐ北側に介護施設がある。ここにはお世話にならんだろうけど、その名前の「大地」に高齢者と大地の関係に戸惑いながら一方で妙に感心してしまった。
13時10分足利到着。
栃木県西端の16万人を有する街。
この両毛線と東武伊勢崎線が走っているだけあって、駅も立派。
下りの小山行が停車していたが、何故か車両がやけに長くて新しい。
+ 13時16分山前駅到着。
駅の北側に迫った化学工場の建物、草臥れたホームの待合室・・・・・・・
13時27分桐生に到着。
おいらせ渓谷鉄道の看板が見えた。
多分日光いろは坂手前に出る国道122号線に沿って走る観光用鉄道ではないかと思った。足尾銅山跡あたりまで行けるのではかいか。
これがおいらせ渓谷鉄道の列車なのだろうか。
13時32分岩宿到着。
駅の陸橋かと思って撮ったら、線路を跨ぐ屋根付歩道橋であった。
駅構内の陸橋は屋根も無い小さなもの、雨や雪などでは困るだろうに。
13時39分国定到着。
走り出してから撮った。
国定忠治から名前を取った駅名なのだろうか。
13時46分伊勢崎到着。
平成の合併により20万人の都市になり特例市になったらしい。
駅の様子を見ていると街の大きさに準じた成りをしている。
高崎に並ぶ群馬の主要都市前橋に着いた。14時丁度。
駅は前橋市街地にあるが、ここは両毛線だけなので上越線、吾妻線が集結する新前橋の方が駅として大きいのではないかと思ったが、他の両毛線駅とは格の違いを感じさせる。
前橋駅を出て市街地の様子を撮った。
やがて列車は利根川を渡る。
前橋から到着から4分で新前橋に着いた。確かにここでは構内が広い。
14時15分、ようやく高崎に着いた。
八高線は隣の3番ホーム。
但し、2番と4番の先っぽに御裾分けで作られたホームである。
2番線から何処へ向かうのか列車が出て行った。
次の八高線の発車時刻までまだ間があるので、立ち食い蕎麦でもと思ったが、売店でおにぎり一つとペットボトルの水を買った。
14時50分発高麗川行列車が入って来て、乗客が向かう。
発車5分前の様子。
車内は意外に込んでいた。何処まで行くのだろう。
わずか三つ目の群馬藤岡では、会社員らしき様子の人や学生などが下りて車内は幾分空いた。
八高線車内の様子。
先頭車両にはトイレが付いている。
高麗川までのジーゼルカーは煩いだろうと思っていたが、意外にも静かで乗り心地もいい。ちょっと驚き。
寄居に到着する前に見た何かの立派な施設。何だろう?
15時28分、寄居に到着。
秩父線、東武東上線が集結する駅なれど、八高線のホームはかなり貧弱。乗降者数からすればこれで十分なのかも知れない。
八高線は寄居をそのまま西に向かって出て行く。駅南側にスーパーの大きな建物がある。東武東上線の列車が僅かに見える。線路構内は広い。
列車は円を描くように南下していく。眼下に荒川が見えた。
西に廻りこんで寄居の南側に出た。もう町外れで所々に田畑が見える。
15時45分竹沢に着いた。
ここから次の小川まで東武東上線と並行して走る。
小川の手前で東上線の下を潜る。
15時49分小川駅に着いた。
ここで3分の停車。
東武東上線の長い車両が見える。
栃木駅からこの小川まで何度も東武線と合流したのを思うと、北関東における東武線の領域の広さは私鉄として格別のものを感じる。
小川駅を出ると今度は東上線の上を跨いで南下した。
明覚駅である。
この西に坂東33箇所9番の慈光寺がある。
越生近くの田園風景
16時18分高麗川に着いた。
ここから電化されているので、ジーゼル車はここまでである。
隣のホームに地下道で移動した。
やがて川越行の列車が出て行く。
高麗川16時34分発八王子行の列車が入って来た。
乗客は多い。
おそらく今まで来た八高線を通すよりも川越ー八王子を結ぶ経路の方が乗客は多いのかも知れない。
東飯能を過ぎて入間川を渡る列車は高架の様子で、駿河台大学の構内かその反対側から鉄道ファンの格好の場所になるのではないかと思った。
17時8分、ようやく拝島に着いた。
拝島駅の青梅線ホームからほぼ北を向くと右手に16号線の陸橋を潜って来た八高線の線路が見える。
拝島駅は線路が賑やかだ。
東側から西武線、八高線、それにこのホームの青梅線、それから五日市線が集結している。
拝島駅を出て行く五日市線列車を見送るとやがて17時13分発の都合よく中央線直通快速電車が到着した。
そして1日列車の旅が終了する。


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